2025.06.10

お知らせ

第51回物故祭

2025年6月7日、第51回物故祭が大阪市平野区満願寺にて執り行われました。

NACLグループの物故祭は、創業者である倉智重吉が、在職中に御逝去された故人のご冥福をお祈りし、在りし日を偲びたいという主旨のもとに催されたのが始まりです。 51回を迎えた今年度も、ご遺族・お客様・役員・工場長・職員等、計28名出席のもと、賑やかな中にも厳粛に物故者の皆様の御霊を偲び、御冥福をお祈りすることができました

 

 

 

皆さんは最近、手を合わせる(合掌する)機会がありましたでしょうか。

 

食事の前後や誰かにお礼をするとき、初詣とき或いは仏壇の前で…

なんとなく手を合わせる習慣があるようで、ではいつしたかと聞かれると答えにくいような、忙しいとつい忘れがちな仕草でもあります。

 

浄土宗の宗祖である法然上人が説いた教え「専修念仏」。 “「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば誰もが救われる”という教えですが、このとき、心から自分の過去の行いを省みて合掌し唱えることが大変重要なのだそう。

 

この考え方は、法然上人の弟子であった浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の教え「悪人正機説」にも現れています。ここで言う“悪人”とは、悪いことをする人のことではなく、日ごろから合掌し念仏を唱える機会がない人のこと、つまり、反省する機会のない人のことをいいます。

 

年に一度の物故祭。故人の方々のご冥福をお祈りし偲ぶ行事ですが、静かに両手を合わせる時間は、新しい時代を生きていく私たち自身の心をみつめ直す機会にもなりますね。

先人たちの想いを受け継ぎ、敬意と感謝を込めて、これからも細く、長く、お祀りしていきたいものです。

総務部

 

昨年の様子はこちら

 

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